「妖ノ宮」入門 戯れの致し方

輝治の野望(黎明編)

chara 輝治:
さて、私の番がまわってきましたよ。

後ろ盾は当然本紀だ。
間違っても佐和人のように、本紀を蹴落として勝利したりはしないぞ。
本紀に悪印象を与えてしまうからな。
そして華麗に勝利し、さらに本紀派での【権力】を高めれば……。

chara 輝治:
私の時代は、もうすぐだ!
ウヒャーヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……!
chara 夜光:
…………。
chara 輝治:
うおっ……!
忍びの夜光……いつの間に!
chara 夜光:
第一回からいたのだがな。発言してはいなかったが。
chara 輝治:
ま……紛らわしいことをするな!
(とすればコイツ、私の独り言を聞いていたのか?いつか消さねばならないな……)
chara 夜光:
大丈夫だ。おまえの野望などには興味がない。
chara 輝治:
こ、心を読めるのか!?
chara 夜光:
考えてることくらいわかる。……俺は、いまは本紀に手を貸しているが、それも奴以上の人材が現れるまでの話。
久米川輝治……この俺に、おまえの『器』を見せてみろ。
chara 輝治:
フ、フン……いいでしょう。