「妖ノ宮」入門 戯れの致し方

焚火、異人追放令

chara 聖:
『焚火』……。伽藍と夢路の間で抗争を勃発させる。

chara 聖:
毎巡、互いの【勢力】が削られていく。
chara 興之介:
えげつないねえ……。
chara 聖:
『敵』を倒すためなら、なんだってする。

chara 聖:
さらに、『異人追放令』で、伽藍派の日叡を【退場】させる。
これで……!

chara 興之介:
ん、伽藍がいなくなったぞ。

chara 聖:
……おや?

chara 聖:
な、なに!?
chara 興之介:
他人の足を引っ張る前に、自分とこの【勢力】が下がりすぎてたみたいだぜ。

chara 興之介:
見ろ。これが、終わる直前の状況だ。

【勢力】が下がりすぎてる上に、もう四十五巡目だ。
よくて『時間切れ』になるのがオチだぜ。
chara 聖:
……確かに、そうだ。
chara 興之介:
失敗の原因はいくつかあるな。

まず、恩次郎を【登場】させたこと。
奴が夢路派につくと、連鎖的に、法縁が夢路派に鞍替えしちまう。
あと、【活気】の下がる『鬼退治』は、長期的に見ると不利だし、『救出劇』は、数奇若が自派の鳩羽派では使い方が難しい。

【切札】だけで勝つってのなら、計画的に使わないとな。
chara 聖:
うむ。なかなか難しいな……。
chara 興之介:
逆に、他の派閥で始めていたなら、『鬼退治』や『救出劇』で鳩羽派を間接的に弱らせることができただろう。始めた派閥が悪かったのかもな。
chara 聖:
うむ……だが、そう言われると、もう一度挑戦したくなるな。
試してみるか……。
chara 興之介:
そうそう、その意気だ。
何度か試行錯誤してりゃ、いつかは達成できる……かもしれないぜ。
chara 聖:
まずは【権力】を確保して……ぶつぶつ……。
chara 興之介:
ああ、もう聞いてねえか。没頭するとまわりが見えなくなる性格だな……。
俺、伽藍様のところで酒飲んでくっから、あとはがんばれよ〜。
chara 聖:
ううむ……これでは【活気】が足りぬから……やはり二十巡目で……。