「妖ノ宮」入門 戯れの致し方

そして、見知らぬ結末へ

chara 銀朱:
また政治劇の始まりか?くだらん……。
chara 黒耀:
……ん? ちょっと待て。
俺は何度も『妖ノ宮』をやったが……こんな場面、知らねーぞ。
chara 銀朱:
なんだと?

chara 銀朱:
また本紀が出てきたが……。
chara 黒耀:
この右のは、町医者だぜ。本紀と関係あるのか?
聞いたことねー……。
chara 銀朱:
ふむ……なにか原因があるのだろうか?
chara 黒耀:
俺が本紀派でやった時は、こんな遅い【巡】まで引っ張る前に、勝負決めちまってたからな……。だらだらと続けるのは好きじゃねー。
chara 銀朱:
目先の利益に釣られる性格だな。
chara 黒耀:
う、うるせー!

chara 黒耀:
ゲッ、あのじーさん、もう長くねーのか?
chara 銀朱:
この沈蛇湖へ来れば、我がしもべとして、新たな命と形質を与えられるのだがな。定命の者は、厄介なものだ。
chara 黒耀:
おいおい……。
しかし……本紀が死ぬってなると、神流河はどうなっちまうんだ?
chara 銀朱:
死ぬとは限らぬぞ。

chara 黒耀:
お、おい、どうなるんだ!先に進めろよ!
chara 銀朱:
まったく、せっかちだな。仕方あるまい……。
chara 伽藍:
待った!
それ以上、先へ進めるわけにはいかぬ!
chara 銀朱:
森長……!
chara 伽藍:
ここから先は、皆が実際に、『妖ノ宮』を体験し、
その目で確かめるべきことであろう。
chara 銀朱:
ふむ……それもそうだ。皆の楽しみを奪ってはならぬ。
chara 黒耀:
お、おい! なんだそりゃ!
chara 銀朱:
『赤月』の。
そういうわけで、今回の遊戯はここで終わりだ。行っていいぞ。
chara 黒耀:
ちょっと待て!ここでお預けかよ!
見せてくれよ!
chara 銀朱:
我は風の真名『ワイナミョイネン』を唱える!
吹き飛べ!
chara 黒耀:
ぎにゃー!!