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数奇若:
あっ、誰か出てきた。 |
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佐和人:
姫様の弟君、極楽丸様だよ。
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数奇若:
「姫様のために、古閑を攻め落とす」とか言ってるなあ。
うーん……。
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佐和人:
将来、姫様が晴れて王となられた時に、政治の障害となるものをなくしておきたい……
子供らしい、夢のある考えだと思うよ。
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数奇若:
……そうかなあ。なーんか怪しいな〜。 |
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佐和人:
(伽藍様の時といい、なんでここまで警戒してるんだろう……) |
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数奇若:
あれっ、【話題】が出てこないまま終わっちゃったよ。
俺を紹介してもらおうと思ったのに。 |
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佐和人:
うん、後ろ盾以外の四天王と【会話】した場合、いったん、四天王と、擁している遺児の自己紹介が入るんだ。結果的に、一巡損することにもなる。 |
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数奇若:
しょうがないなあ。
もう一回【会話】しよ……。 |