|
数奇若:
が、伽藍様が……!
|
|
佐和人:
は……はは、これも【結末】のひとつだよ。
よかったね、数奇若。 |
|
数奇若:
よくないよー! |
|
佐和人:
伽藍様についていると、確かに【権力】は上がりやすいのだけど、代わりに【活気】が下がりやすいんだ。
序盤では足りなかった【権力】も、中盤からは、むしろあまってただろ? |
|
数奇若:
うん。 |
|
佐和人:
若四獅や四花撰と話しているだけなら、あまって当然だろうね。
【権力】の使い道がないなら、【権力】を上げる必要もない……というわけさ。 |
|
数奇若:
そっかあ……。
佐和人ならどうする? |
|
佐和人:
そうだな〜、実際にやってみようか。
(よし、これで、いいところを見せれば、姫様も僕のことを、いまより好きになってくれるに違いない!)
フフフフフ。 |
|
数奇若:
きゅ、急にどうしたの? |
|
佐和人:
なんでもない、なんでもない。
始めようか。 |