「妖ノ宮」入門 戯れの致し方

そろそろ目的を決めよう

chara 黒耀:
だぁーっ、じれってえ!
いったい、なにが目的なんだ!?
chara 銀朱:
『目的』……?
chara 黒耀:
『誰かと仲良くなる』とか、『世界征服』とかあるだろーよ!
【四十八巡】っきゃねーんだぞ!
chara 銀朱:
これだから、定命の者はせっかちでいかん。
気の赴くままに遊び、『時間切れ』となったら、また最初からやればいい。
そして、生じた『偶然』を楽しむのだよ。
chara 黒耀:
それ……何日続けるつもりだ?
chara 銀朱:
百年と言いたいところだが、人間の寿命はもう少し短いらしいから、十年くらいにしてやろう。
chara 黒耀:
か、勘弁してくれ!
想像しただけで、頭がどうにかなっちまう!
chara 銀朱:
……仕方あるまい。
ならば、『目的』を設定しよう。
chara 黒耀:
おう!
『自派の勝利』……どうだ?単純で、わかりやすいだろ。
chara 銀朱:
よし、いいだろう。
さて、どうするかな……。